SF異星人カグヤ姫物語

正月も過ぎ、すでに大寒の候となり、その通り

厳しい寒さの予想がされているようです。

例年高緯度でみられる偏西風の蛇行が今回は、

その蛇行が大きく日本列島まで南下して寒気が届く

ということのようです。

一般家庭では水道管の凍結破損に注意ですね。

我が家でも随分前ですが、朝に水道管が割れて水が

吹き出していたことがあります。

以来冬場には天気予報で最低気温をチェックするように

しています。

 

さて、年末年始に見かけたNHKスペシャル番組は、立花隆

についての内容でした。

そこで、印象に残ったのは「(膨大な)蔵書は古本屋に出して。

葬式はしなくてよい。戒名もいらない。遺骨はゴミに出して」

というような遺言だったらしい。

また、最後は東大病院に入院していたが、診察や癌治療も拒否

して、冠疾患で亡くなったよう。

意外の印象を持ったのは、以前に

検索すると「NHKスペシャル 見えた 何が 永遠が~

立花隆 最後の旅」でした。

SF異星人カグヤ姫物語

明けましておめでとうございます

 

相変わらずPCの不具合で「SFカグヤ姫物語」の

更新ができず申し訳ありません。

 

さて、最近NHKにて「超進化」というタイトルで

特集番組が放送されています。

第一集が植物で、第二集が昆虫、第三集が微生物でした。

 

植物については、虫に噛じられた場所から化学反応が広がり

知覚できており、周囲の仲間に警戒物質で知らせるケースも

あるとか。 また、ハエトリソウのように虫が接触すると

感知して餌としてトラップするとか。 森では植物間の栄養分の

取り合いだけではなく、互いに不足分を補い合う関係も

ありそうだとか。 

環境の状況を植物も知覚しているということだが、おそらく

単細胞(微生物)から発生してきた生物の進化を考えると、

状況把握し対応なくしてに現在までの生存は無理だろうと思われる。

 

昆虫については、蟻の例が紹介され、中にはキノコを栽培して

餌にしているのがいる。 つまり農業をしているという。 

蟻は集団生活をしており、仲間でない、あるいは敵と認識されれば

もちろん攻撃されるわけだが、そんな集団の中で少数だが平気で

生活している虫も存在する。 蟻に有益であったり、仲間と認識

されているのである。 

実は、私の「SF異星人カグヤ姫物語」も昆虫の擬態、寄生などの

生態を参考にしている。

 

微生物は、人体、あるいは周辺で生存している微生物は必ずしも有害

ばかりではないらしい。 炎症の原因となるばかりでなく、免疫機構

を活性化、つまり抵抗力増強に役立つものもあると。 中には、特定の

細菌を癌患者へ投与することで癌が消失したとの報告をしている研究

もあるようだ。

腸内細菌も悪玉と善玉が知られ、最近予想以上に体全体の免疫系へ

大きな影響を及ぼしている可能性が言われている。

 

以上、特集全体がどうなっているのか知りませんが、上記の紹介は

私の興味、理解力、誤解が入っていると思いますので、興味のある方は

NHKを検索し正確な情報を得てください。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します 

 

 

 

 

SF異星人カグヤ姫物語

やっとサッカーのワールドカップが終了しました。

まだ、総集編のような番組があって賑やかだった余韻が

続いているような感じです。

PC不調で今回も「SF異星人・・」の更新ができません。

再開できたら、またよろしくお願いします。

 

優勝は、皆さん御存じの通りアルゼンチン、準優勝はフランスでした。

3位はPKで日本を破ったクロアチア、4位はモロッコでした。

私はサッカーファンではありませんが、結果は良かったと思います。

35?歳のアルゼンチンのメッシは36年ぶり?の優勝なので、初めての

ワールドチャンピオンとなり、最後のワールドカップ出場に花を添えました。

サッカー人生でどうしても欲しかったタイトルが取れたわけです。

 

フランスも確かに強かったですが前回優勝しているし、得点王のムバペもまだ

若いですから、今後優勝する機会はまだまだあるでしょう。

クロアチアはPKをものにして試合に勝つためにあらゆる努力をしている印象ですし、

ロッコの選手はユニフォームのせいかスリムに見えたが、ゴール前でのへディング

の高さに驚かされました。贅肉がなく、鋼の筋肉でジャンプしているように見えます。

 

さて、しばらく年末年始でボンヤリできた後に何かあるかな?

今年の本ブログの更新は本日が最後となります。

SFショート「SF異星人カグヤ姫・・」が中断しているのが残念です。

 

それでは、良いお年をお迎えください。

 

 

 

SF異星人カグヤ姫物語

早速ですが、前回ブログ更新時において

「世界人口が8億人を突破」としましたが、

間違えました。 正しくは

「世界人口が80億人を突破」

です。 日本人口が1億超ですから、明らかに8億は可笑しいですよね。

失礼しました。

PC不調で削除や訂正ができず、「SF異星人・・」

も更新できません。 

歯がゆいばかりですが、更新できれば、以前のようによろしくお願いします。

 

さて、メジャーリーグのシーズンが終わって、昨今は日本中がサッカー一色となってますが、正直ドイツ、スペインに勝てるとは予想だにしませんでした。

ここまで勝てると予想した人は少なかったのでは? 

勝ってほしいと期待するのは当然多いと思いますが。

普段サッカーに興味のない私がトップ16に残っている国の選手達をみると、

やはり驚異的な身体能力の選手がいるものですね。

さすが、世界のトップアスリート達ですね。

激しい運動量を考えると90分は長い気がしますね。

現役生活は長くできない気がしますね。

また、仕方ないのでしょうが、どうしても脚の怪我が不可避に見えるので、引退後に若くして、しかもその後長く後遺症に煩わされるようなことはないのかなあ?

「サッカーは番狂わせの多い競技」と元日本代表の解説者が言ってましたが、

予想通りいかないところがまた面白いので、日本チームがベスト16以上どこまで行くか楽しみに応援していきましょう!!!

 

SF異星人カグヤ姫物語

最近、世界人口が8億人を突破したそうです

NHKニュース)

 

気候変動や戦争、紛争による生存を脅かす

動きの日々のニュースにより実感がわきませんが、

地球での人類の膨張は着実に進んでいるようです

また誰もが豊かな生活をめざすのは無理からぬことです

 

こうした状況から地球がパンクする前に、地球外に居住地を

求めるのは自然な流れかもしれません

月から火星へ、さらに・・と未知の世界に進んでいくと

予期せぬ出来事にでくわし、克服していかなければなりません

 

「火星居住基地の怪死」「SF異星人カグヤ姫物語」は、人類が未知

との遭遇を想像して著作しています

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

お詫び

 

PC不調で編集できません。

現在奮闘中ですが、

うまくブログ更新できれば

また引き続き

よろしくお願いします。

 

mふじと

SF異星人カグヤ姫物語

 

 

 

 

 

左図:自分でミルク 中図:お食い初め 右図:お友達(いずれも”いらすとや”)

 

 異星人の思惑通りカグヤ姫は老夫婦により引き取られ、うまく地球人社会の入り口にたどり着きました。 

 異星人スタッフの指示により、接触する地球人に異星人と知られることなく、なるべく地球人として目立つことなく生活に溶け込もうとの方針に決まりまりました。 

 

 カグヤ姫は地球人の赤子達に混じり母乳で育てられます。

 母乳には、母子周辺に存在する微生物(日和見)への抗菌物質(抗体)が含まれているのです。  

 さらに、お食い初めより地球人食に変わりますが、異星人の栄養食を内緒で徐々に地球食に混ぜながら慣らしていきます。 

 

 カグヤ姫には、よくみるとホクロがありますが、これは実は極小通信機なのです。

 以上のような地球人社会への対応は、異星人サポーターとの連絡の結果による対応なのです。

 

 

  本SFショートではカグヤ姫異星人として描かれています。 

  この異星人は、地球で言えば昆虫に似た生物です。 

  しかも、彼らの住む星では全く異なる2つの生物より成る社会を作っています。 

  1つは大部分を占める生物(被寄生種)ですが、もう1つは少数派で多数派の生物に気付かれないように擬態の能力により多数派に紛れて生存(寄生)しております。 

  カグヤ姫は少数派の(寄生種)生物に属します。

 

 

  カグヤ姫達異星人は、故郷の星が環境破壊などで住みづらくなり、一部は他の星での生存を期待して故郷の星を出発しました。  

  しかしながら、移住船での居住星の探索の旅の途中に仲間を感染症で失います。

  残ったカグヤ姫達の生残には、ライフサイクルの維持に不可欠なパートナーと成りうる(被寄生種)生物を見つけないといけません。

  つまり、失った仲間がやってくれていた子孫の生育を、かわりに地球人の手を密かに借りようと企てます。 

  勿論、異星人の擬態能力で外見は地球人です。

 

  育ての親候補として人の良さそうな老夫婦が選ばれた訳ですが、果たして異星人達が目論むようにカグヤ姫は育っていけるのでしょうか?

      

  異星人達は、世界中に出されたカグヤ姫のような里子達が、幸福な生活を送れるように願いながら観察を継続していきます。 

  何故なら場合により、異星人達は地球を離れて新たな移住星候補を探索する旅に出なければなりません。

 

  本SFは、題名の通りカグヤ姫を含む異星人達の立場でみた物語です。

  さて、かぐや姫が出てくる「竹取物語」ですが、あらためてWikipediaを見てみますと、平安時代に成立した物語で、作者不明で、正確な成立年も未詳とあります。

  「源氏物語」の文中にも記述があり、日本最古の物語だそうです。

  9世紀後半から10世紀前半頃に成立したとされる、かなによって書かれた最初期の物語の1つだそうです。

 

____________________________________

 

目次

第1章:異星人

第2章:地球

第3章:カグヤ姫(現在はこちら!

第4章:求婚

第5章:領主三角(みかど)氏

第6章:カグヤ姫の憂鬱

第7章:帰還

第8章:エピローグ

___________________________________

(前回まで)

 

     異星人の知覚能力カグヤ姫の異星人スタッフにした初期の報告は、

「放置された赤子をも大切に扱い、共同して無償に仲間の赤子を育てようとする地球人の性質は我々異星人の寄生生活に最適だ」

異星人の存在を認識した場合の地球人の我々に対する態度は今予測不能。 もっと観察期間が必要」

「我々異星人の安全安定な生活を維持するには、我々の存在やその寄生性生活は極秘が良」であった。

 

 

 カグヤ姫は、養育室への通いの乳母やお爺さんの弟子や使用人の乳飲み子の母親達から母乳をもらった。 

 人見知りはなく、むしろ多くの人達に抱いてもらうのが嬉しそうだった。 

 そういうことで、抱くと愛想がよいカグヤ姫は女性達にたいそう評判がよかった。 

 

 カグヤ姫には、異星人サポート員から最初の地球人食は母親からの母乳となるから慣れるよう少量から飲むように連絡があった。 

 地球人の親子の周辺には微生物(日和見菌)がいて、生まれたてで抵抗力の弱い赤子は、母親から微生物に対抗する物質抗体という)が含まれている母乳を摂ることで守られている。     

 広くこの抵抗物質を受け取るには複数の母親から授乳するほうが良かろうとの判断だった。 

 念のため地球人と異なる異星人の体質のためには手持ちの栄養剤・抗菌剤の併用が有効だろう。

 

 カグヤ姫は他の赤子よりやや成長が早いようだった。

 「カグヤ姫は、母乳を摂る量がむしろ少ないくらいですが、丈夫にすくすくお育ちですね」「この分ならお食い初めが早くても良さそうですね」

 母親達の意見を聞いた老夫婦も、「ぼちぼち離乳食も始めてみようか」

 授乳時は見守るだけだったが、夫婦は膝に抱っこしてお粥などをカグヤ姫に与え始めた。 

 直接カグヤ姫を抱っこして子育ての実感が湧いてきた老夫婦は楽しくて仕方なかった。 

 やはり、食べる量は多くなかったがカグヤ姫はすくすく育っていった。 

    

 カグヤ姫は人見知りしなかった。 

 隣で授乳している母親や赤子や、横になって一人で遊んでいる赤子達に赤ちゃん言葉で「私カグヤというの。 皆よろしくね。 一緒に遊んでね」と言っているようで、親や赤子達は何故か安心して笑顔になった。 

 他の赤子より少しばかり早く離乳食に変わり、ハイハイからよちよち歩きもスムーズに進んだカグヤ姫は、増々人との関わり合いを好むようだった。 

 母子や赤子の側に行って、まるで姉のように赤子をあやしたりしている姿は大人からみても微笑ましかった。 

「まあ、カグヤは本当に優しい子ね。 先生(老夫婦)がやさしい方達だから良い子に育っているのね」

 大人達が食卓を囲んでいる時も、お爺さんやお婆さんだけでなく他の人であっても、ハイハイして膝元へ行き座らせてもらい、大人の食事を分けてもらったりした。 

「カグヤは人見知りしないね。 これは子供にも食べられるよ」と子供に好かれて嬉しくなった大人達は皆、すっかりご機嫌な気分になった。 

 もともと子育ての苦労は母性あるいは父性本能で報われるものだが、カグヤ姫から大人達は元気をより与えられた様子である。

 

 

 

(次回に続く)

SF異星人カグヤ姫物語

 

 

 

 

左図:自分でミルク 中図:お食い初め 右図:お友達(いずれも”いらすとや”)

 

 異星人の思惑通りカグヤ姫は老夫婦により引き取られ、うまく地球人社会の入り口にたどり着きました。 

 異星人スタッフの指示により、接触する地球人に異星人と知られることなく、なるべく地球人として目立つことなく生活に溶け込もうとの方針に決まりまりました。 

 

 カグヤ姫は地球人の赤子達に混じり母乳で育てられます。

 母乳には、母子周辺に存在する微生物(日和見)への抗菌物質(抗体)が含まれているのです。  

 さらに、お食い初めより地球人食に変わりますが、異星人の栄養食を内緒で徐々に地球食に混ぜながら慣らしていきます。 

 

 カグヤ姫には、よくみるとホクロがありますが、これは実は極小通信機なのです。

 以上のような地球人社会への対応は、異星人サポーターとの連絡の結果による対応なのです。

 

 

  本SFショートではカグヤ姫異星人として描かれています。 

  この異星人は、地球で言えば昆虫に似た生物です。 

  しかも、彼らの住む星では全く異なる2つの生物より成る社会を作っています。 

  1つは大部分を占める生物(被寄生種)ですが、もう1つは少数派で多数派の生物に気付かれないように擬態の能力により多数派に紛れて生存(寄生)しております。 

  カグヤ姫は少数派の(寄生種)生物に属します。

 

 

  カグヤ姫達異星人は、故郷の星が環境破壊などで住みづらくなり、一部は他の星での生存を期待して故郷の星を出発しました。  

  しかしながら、移住船での居住星の探索の旅の途中に仲間を感染症で失います。

  残ったカグヤ姫達の生残には、ライフサイクルの維持に不可欠なパートナーと成りうる(被寄生種)生物を見つけないといけません。

  つまり、失った仲間がやってくれていた子孫の生育を、かわりに地球人の手を密かに借りようと企てます。 

  勿論、異星人の擬態能力で外見は地球人です。

 

  育ての親候補として人の良さそうな老夫婦が選ばれた訳ですが、果たして異星人達が目論むようにカグヤ姫は育っていけるのでしょうか?

      

  異星人達は、世界中に出されたカグヤ姫のような里子達が、幸福な生活を送れるように願いながら観察を継続していきます。 

  何故なら場合により、異星人達は地球を離れて新たな移住星候補を探索する旅に出なければなりません。

 

  本SFは、題名の通りカグヤ姫を含む異星人達の立場でみた物語です。

  さて、かぐや姫が出てくる「竹取物語」ですが、あらためてWikipediaを見てみますと、平安時代に成立した物語で、作者不明で、正確な成立年も未詳とあります。

  「源氏物語」の文中にも記述があり、日本最古の物語だそうです。

  9世紀後半から10世紀前半頃に成立したとされる、かなによって書かれた最初期の物語の1つだそうです。

 

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目次

第1章:異星人

第2章:地球

第3章:カグヤ姫(現在はこちら!

第4章:求婚

第5章:領主三角(みかど)氏

第6章:カグヤ姫の憂鬱

第7章:帰還

第8章:エピローグ

___________________________________

(前回まで)

 

     異星人の知覚能力カグヤ姫の異星人スタッフにした初期の報告は、

「放置された赤子をも大切に扱い、共同して無償に仲間の赤子を育てようとする地球人の性質は我々異星人の寄生生活に最適だ」

異星人の存在を認識した場合の地球人の我々に対する態度は今予測不能。 もっと観察期間が必要」

「我々異星人の安全安定な生活を維持するには、我々の存在やその寄生性生活は極秘が良」であった。

 

 

 カグヤ姫は、養育室への通いの乳母やお爺さんの弟子や使用人の乳飲み子の母親達から母乳をもらった。 

 人見知りはなく、むしろ多くの人達に抱いてもらうのが嬉しそうだった。 

 そういうことで、抱くと愛想がよいカグヤ姫は女性達にたいそう評判がよかった。 

 

 カグヤ姫には、異星人サポート員から最初の地球人食は母親からの母乳となるから慣れるよう少量から飲むように連絡があった。 

 地球人の親子の周辺には微生物(日和見菌)がいて、生まれたてで抵抗力の弱い赤子は、母親から微生物に対抗する物質抗体という)が含まれている母乳を摂ることで守られている。     

 広くこの抵抗物質を受け取るには複数の母親から授乳するほうが良かろうとの判断だった。 

 念のため地球人と異なる異星人の体質のためには手持ちの栄養剤・抗菌剤の併用が有効だろう。

 

 カグヤ姫は他の赤子よりやや成長が早いようだった。

 「カグヤ姫は、母乳を摂る量がむしろ少ないくらいですが、丈夫にすくすくお育ちですね」「この分ならお食い初めが早くても良さそうですね」

 母親達の意見を聞いた老夫婦も、「ぼちぼち離乳食も始めてみようか」

 授乳時は見守るだけだったが、夫婦は膝に抱っこしてお粥などをカグヤ姫に与え始めた。 

 直接カグヤ姫を抱っこして子育ての実感が湧いてきた老夫婦は楽しくて仕方なかった。 

 やはり、食べる量は多くなかったがカグヤ姫はすくすく育っていった。 

    

 カグヤ姫は人見知りしなかった。 

 隣で授乳している母親や赤子や、横になって一人で遊んでいる赤子達に赤ちゃん言葉で「私カグヤというの。 皆よろしくね。 一緒に遊んでね」と言っているようで、親や赤子達は何故か安心して笑顔になった。 

 他の赤子より少しばかり早く離乳食に変わり、ハイハイからよちよち歩きもスムーズに進んだカグヤ姫は、増々人との関わり合いを好むようだった。 

 母子や赤子の側に行って、まるで姉のように赤子をあやしたりしている姿は大人からみても微笑ましかった。 

「まあ、カグヤは本当に優しい子ね。 先生(老夫婦)がやさしい方達だから良い子に育っているのね」

 大人達が食卓を囲んでいる時も、お爺さんやお婆さんだけでなく他の人であっても、ハイハイして膝元へ行き座らせてもらい、大人の食事を分けてもらったりした。 

「カグヤは人見知りしないね。 これは子供にも食べられるよ」と子供に好かれて嬉しくなった大人達は皆、すっかりご機嫌な気分になった。 

 もともと子育ての苦労は母性あるいは父性本能で報われるものだが、カグヤ姫から大人達は元気をより与えられた様子である。

 

 

 

(次回に続く)