SF異星人カグヤ姫物語

エピローグ

 

かぐや姫は月からお迎えがきて帰っていき

ました。

 

実は、かぐや姫は移住天体を探索している

異星人でした。

カグヤ姫達異星人は、人口増や環境破壊に

より別の移住先の天体を見つけねばなりま

せんでした。

もちろん移住宇宙船団が出発する前には、

彼らの天文学により移住先候補の天体はリ

スト化されていた。

太陽系はその候補に含まれていた。

遠方からの観測・分析から、周回軌道上か

らの観測・分析、無人探査機による現地調

査と移住先条件が満たされるたびに調査が

進められてゆく。

最終的には探索員による現地調査が不可欠

であった。

というのも地球で言えば寄生性昆虫型生物

であった異星人達には、彼らのライフサイ

クル上寄生できる生物との共生が必要であ

った。

幼生期には乳母役の生物が必要であったが、

移住先への宇宙旅行中のある種の冬眠状態

時に乳母役の生物が感染症で全滅してしま

ったのだ。

感染症に抵抗力のあったカグヤ姫達生物は

生き残った。

 

共生できるかどうかを現地調査するために、

地球各地に探索員(つまり現代風に言うと

スパイ)をターゲット生物の社会に潜入さ

せ、共生のための条件への適性を探らせた。

最終的には、実際に地球人社会に入ってい

けるかどうしても検証が必要だった。

出くわすかもしれない難題に対処できるか、

解決できるか、避けて通れるか、あるいは

無理か?

 

地球人側では、幸い中世の宮廷人や貴族階

級、あるいはカグヤ姫の養父母のお爺さん

お婆さんのような上級公務員等に接触でき

る中世ジャーナリスト?が、いわゆるカグ

ヤ姫ロスについてインタビューできた。

やはりカグヤ姫の評判はすこぶる良好だっ

た。

 

一方の異星人側でもジャーナリズムがあり、

その後の経過が明らかになった。

カグヤ姫のように地球各地から戻ってきた

探査員の報告から、最終的に地球を異星人

の希望者には移住先としたのである。

一度地球人社会に探査員として入った異星

人の中には、地球移住を希望し別地域に゙潜

入した者がいた。

また、当時地球移住を決めたリーダー達の

中には今でもその地位に残っている者もいた。

そうした異星人達に地球移住に関してインタ

ビューできた。

 

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(お詫び)

相変わらずのPC不調で、「SF異星人カグヤ姫

物語」は更新できておりません。

すみません。