SF異星人カグヤ姫物語

早いもので既に2月になりました。

まだまだ寒い日が続きますが、日差しが長く暖かく

なったような気がします。

陽が少し雲で陰ができるとヒヤッとするので、お日

様の温かみがありがたいですね。

 

さて、「SF異星人カグヤ姫物語」は異星人が地球の

昆虫に似た生物との想定で作成しています。

実際、昆虫の生態を参考にしています。

ところで、最近NHKスペシャル「超進化論」という

番組があり、微生物、植物そして昆虫が其々特別版

で紹介されていました。

見た方もいたと思います。

検索すると出てきます。

 

昆虫に関する進化では、幼虫から成虫へ大変身する

完全変態」やホバリングする蜂の飛び方、また蟻

に同居する異種の昆虫などが紹介されていました。

「SF異星人・・」も異種の昆虫に同居する共生、寄生?

の生態や外見上他の生物に似る擬態を採用して創作

しました。

 

あらためて、「変態」は不思議ですね。

サナギの中を透視してもメカニズムはよくわからない。

蝶は孵化後イモムシで、やがてサナギを経てチョウに

変身。

イモムシは多くの節から脚がはえているムカデ等の

多足類から、昆虫へと節足動物の進化の順に従って

形を変えているようにも見える。

形が変われば餌も変わるようにみえる。

一方、孵化後成虫の形と変わらないカマキリなど

もいる。

多足で這い回るより、6本脚の方がはるかに動き

やすそうだ。

同時に羽を持つ昆虫もいるが、何故羽を持つように

なったのか?

這っての移動で十分の様に目に見えるが、勿論遠く

への移動は可能になる。

新しく巣を作る一時的な羽アリのような場合や、

敵の急襲を避ける場合などには有効なのだろうが?

鳥や哺乳類(コウモリ)は筋肉で羽の形を変えられ

飛行の調節ができそうだが、昆虫の場合は付け根に

のみ筋肉があって、羽は一枚板のように見える。

もちろん、蜂や蝶は巧みに飛翔しているように見え

るのだが。

 

鳥と昆虫の遺伝子に羽が生じたのは異なるメカニ

ムかもしれない。

たとえば、昆虫は風に乗って移動できるようになる

とか、鳥の場合は小型の木登り爬虫類が保温のため

に毛が生え、結果として体温を高く保ち冬眠するこ

となく餌を捕り、羽のために空間をムササビのよう

に滑走でき、さらに産卵により低体重のまま羽運動

の筋肉を発達することができた。

昆虫では羽と脚の運動神経は別に必要と思われるが、

鳥は元々の前脚の神経が再利用できるはず。

外気の状態に対応して思い通りの羽の形や動きをす

るには、十分な神経の機能が必要と思われる。

 

こうして、外気(温度)に影響される昆虫は体のサ

イズは小さいままで、体温恒常化できた鳥はカロリー

の高い餌を取ることができる(ないしは、取らなけれ

ばならない)ので活動(飛翔)能力を発達させること

ができた。

鳥は元々大空を飛ぶべく進化したのではなく、低体

重を維持し、十分な栄養補給ができ、繰り返した短距離

飛行による筋肉トレーニングの結果、(当初の目標

以上に)現在のように空中を自由に移動できるように

なったかもしれない。

 

以上は妄想ですが、SF小説の創作にはこうした、ある種

のトレーニングは必要と思います。

 

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(お詫び)

相変わらずのPC不調での「SF異星人カグヤ姫物語」の更新

はできておりません。 すみません。