SF異星人カグヤ姫物語

世の中はWBCが注目を一身に集めていると思います。

準決勝で日本はメキシコとの対戦でした。

メキシコに先制され、やっと同点に追いつくも再度先行される苦しい展開でしたが、最終回に昨年度打撃3冠王の村上(村神様)の適時打で逆転サヨナラで勝利しました。

日本とメキシコはたまたま両国とも祝日だったそうでTV観戦の人達もさぞ多かったことでしょう。

メキシコは、試合展開から最終回前まではほとんど勝利を信じていた人が多かったのでは。

日本では、季節柄桜の花見先でも試合経過を気にしながらの人も多かったようですが、全くの逆転勝利で各地で観戦している人達の歓喜は相当だったと予想されます。

まったくハッピーエンドで終わる映画の筋書きのような流れでした。

決勝は、同じく準決勝で横綱相撲でキューバを下したアメリカとの対戦になります。

どちらが勝っても世界一に相応しいチームと思います。

 

さて、異星人のカグヤ姫が地球人の社会に受け入れられますが、つまり地球人にはカグヤ姫が地球人に見えるわけです。

異星人は地球の昆虫に似た生物で”擬態”の能力を持っています。

地球人の感覚では、異星人と地球人の違いを認識できないのです。

 

我々が相手を認識するのは、見たり聞いたり匂いを嗅いだりして判断しているわけですが、それに加えて自覚することなく認識していることもあります。

食物が消化器に入ってくると、食物と認識して消化吸収します。

ゴミや花粉や細菌など侵入すると困るものは、それと認識して外に排除します。

さらに目に見えない細菌やウイルスが体の深部に入ってくると、病気にならないように破壊除去しようとします。

こうした肉眼で見えないような物に対応するのは、やはり目に見えない小さな自身の白血球です。

白血球は我々の体の免疫の機能を担う役割があります。

 

生物が発生した初期には単細胞生物としてであり、光合成で栄養を作ることができる植物性単細胞と、そのような単細胞を襲って餌としてしまうような動物性単細胞(アメーバ?のような)が存在していたと想像されます。

一部の単細胞生物は多細胞生物として発展して、体のサイズが大きくなりますが、細菌やウイルスのような小さな病原体からの攻撃を認識し排除するのは、体の中で単細胞として存在している白血球が担当することになります。

体が大きくなった多細胞生物は、餌は自身の体のサイズに見合った物になりますが、自身を攻撃してくる微生物は自身の体の中で単細胞として存在する白血球に任せます。

人の場合を考えると、食物は当たり前に認識して食べますが、ウイルス(ナノ単位)や細菌(マイクロ単位)は小さすぎて白血球にまかせています。

 

以上は私の考えですが、認識の仕方により第三者に同じと見えるものが違っていたり、第三者には違って見えるものが当事者には同じと感じられたりすることが存在すると思います。

地球人にはカグヤ姫は地球人に見え、異星人のカグヤ姫達は違いが分かるからこそ、地球人にはその違いを見せないように、うまく隠して地球人社会に溶け込んでいるのです。

そのような想定のSFストーリーです。

 

ちなみに、地球上の様々な生物は、単細胞生物から多細胞生物への進化の様々な痕跡として残っているものと理解できるのではと考えています。

 

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(お詫び)

相変わらずPC不調のため「SF異星人カグヤ姫物語」は更新できておりません。

申し訳ありません。