SF異星人カグヤ姫物語

WBCが日本チームの優勝で終わり、日本チームもアメリカチームも息つく間もなく各所属チームのペナントレース開幕前の準備のキャンプ地へと三々五々分かれていった。

現在、メジャーリーグプロ野球も同時期に開幕して数試合消化したところである。

私は、野球は詳しくないが、やはりWBCに出場していた選手はその後どう活躍しているか若干気になり試合を見たりしている。

やはり、WBCで知った選手達が活躍しているとなんとなく嬉しいものである。

しかし、帰国した日本選手が「疲れた」と言っているのを聞くと主力選手はペナントレースが大丈夫かなとも心配になる。

出場した選手はもちろん各チームの主力でもあるわけで、当然開幕後も試合に出場する機会も多いはずである。

とくにWBC出場のために例年よりベストコンディションへと急いだはずである。

メジャーリーグでは、チームとの契約優先でWBC出場をしない選手もいるそう。

打者はすごいメンバーだったが、投手は一流選手が不参加だったとか?

今のところ悪い影響は聞かないが、早めに絶好調に持っていった分後半にスタミナ切れで息切れの成績不振が出なければよいが・・。

 

さて、「異星人カグヤ姫」は、地球での昆虫に似た生物で寄生性のライフサイクルを持つ生物として描いている。

異星人のカグヤ姫は地球人の老夫婦に見出されて(実は異星人達の目論見通りであったのだが)、地球人社会に入り込むのだが、カグヤ姫は「擬態」をしており地球人に見破られない。

我々の現実世界において、昆虫世界の「擬態」の存在を知っているわけだが、このSFの世界の地球人は異星人の「擬態」の存在に気が付かないのである。

つまり、我々地球人の能力では、”異星人の地球人との異なる点”を発見できないのである。

蟻の集団の中で生活できる異生物を、蟻が仲間と勘違いしているのと同じ状態なのだ。

 

このSFとの関連で「認識」について少し述べてきたが、蛇足ながら、既に述べたように我々が自覚できる認識以外に、無意識の自覚も存在しているのではと考えている。

地上に現れた初期の生物は概して植物性・動物性の単細胞生物2種だろう。

栄養を作り出せる植物性単細胞生物とそれを餌とする動物性単細胞生物である。

餌を捕まえるには、餌の存在とその場所を知らなければならない。

そばにいても気づかなければ餌を取れないはず。

餌の排泄物とか代謝物を認識できれば、動物性単細胞生物は餌を捉えようと存在する方向に進めるはずだ。

水中の僅かな血の臭い?味?で餌に集まってくるピラニアやサメを考えればイメージしやすいかも。

 

このような初期生物のライフサイクルは、我々の体の中にも残っているのではないか?

餌(食物)は目で見て、臭いで存在がわかるが、我々の体表や口中や腸内、さらに傷から侵入してくる微生物は目に見えなくて認識できない。

しかし、我々の体の中に微生物を認識できる形を、「白血球」という形で残しているのだ。

全身としては熱や痛みなどは感じられるが、微生物の侵入自体は無意識の認識だ。

侵入を意識しなくとも、侵入されるべきでない場所(体の組織)に微生物が侵入した場合には、自動的に遊走因子という物を産生する仕組みを作り上げている(ウィキペディア)。

遊走因子はサイトカインや血液成分由来や脂質成分なのだが、微生物の侵入により産生される。

遊走因子は産生されると体中に広まるが、まるで水に血液を落とした時のようにピラニアやサメが集まるように白血球が産生場所に集まってくる。

血液の淡い方から濃い方に向かうように、遊走因子の淡い方から濃い方へ進む。

微生物の侵入場所イコール餌の場所の様?。

広大な体のスペースだと、白血球に適切な作業場所への誘導、交通整理が必要だ。

多細胞生物は、白血球への餌として遊走因子を作るようになった!?

 

以上、SFとの関連で少し?脇道にそれたかな?

 

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(お詫び)

PC不調のため、「SF異星人カグヤ姫物語」の更新ができておりません。

すみません。