SF異星人カグヤ姫物語
E. マスク率いる米宇宙企業スペースXが開発中の史上最大のロケット「スーパーヘビー」と宇宙船「スターシップ」が4月20日に打ち上げられたが、ロケットの不具合で空中爆発した。
E.マスクし氏は「失敗ととらえるよりは、むしろ数カ月後の次の試験飛行に向けて多くを学んだ」とツイートし、前向き姿勢を示した。
無人の試験飛行だった。
(日経新聞、2023/4/20)
一方、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は先月(3月7日)の新型ロケット「H3」の打ち上げに失敗し、ロケットを爆破した。
第2段エンジンが着火しなかったため指令破壊が取られたそう。
「H3」は日本が30年ぶりに開発中の大型ロケットで、商業衛星や政府衛星を地球周回軌道に送り込むためのもので、今回の地球観測衛星は北朝鮮のミサイル発射を検知可能であったそう。
日本政府は「大変遺憾」と表明。
阪大・渡邊特任教授は「宇宙政策、宇宙ビジネス・技術競争力への影響はかなり深刻」と。
(BBC NEWS JAPAN、2023/3/7)
2019年7月20日で人類が初めて月に降り立ってから50年になる。
ニール・アームストロング船長らの宇宙飛行士を運んだアポロ11号は、着陸船イーグルで月着陸に成功した。
(BBC NEWS JAPAN 2019/7/12)
現在、既に50年以上も前に月まで往復して来たのにロケット打ち上げに失敗とは意外な気もする。
本SF第2段の「SF異星人カグヤ姫物語」も異星人達は移動宇宙船隊以外に月にも基地を置き、地球を移住先として適性評価をするためにカグヤ姫を潜入させた。
調査が一段落したカグヤ姫は月に戻っていく。
また、最初のSF「火星居住基地の怪死」では、環境破壊や人口爆発などで移住せざるをえなくなった人類はまず月移住基地を建設し、ついで火星に移住基地を建設して居住空間を拡大していく。
「月」は居住する環境に適した環境なのだある。
50年以上も前の月表面サンプルの持ち帰りから、地上での科学技術の発展による月の環境解析や経済・資源の場とみて国際的な宇宙開発競争に拍車がかかりました。
さらに、月を火星にロケットを飛ばす拠点にしようとの観点から、資源の現地調達をしようとも検討されているようです。
こうして米国など関係諸国が、「アルテミス計画」として女性宇宙飛行士を含む有人宇宙飛行の再開し、最終目標を月を拠点とした将来の火星探査に繋げることとした。
(The Asahi Shinbunn Globe+ 2023/1/11)
私のSFのテーマが地球外居住に関係あるので、今後もこうした動きには注視していきたく思います。
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(お詫び)
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すみません。