SF異星人カグヤ姫物語

USAでは「アルテミス計画」により、まずは月への有人飛行、

さらに月基地を経由して火星の有人飛行を目標にしています。

NASAは民間の参加を推奨しており、電気自動車やTwitter

有名なE.マスク氏がスペースX社という企業を作り、火星移住

を目指すことを公表しました。

そのための巨大ロケットの打ち上げ試験も始めました。

月基地の建設はUSAだけでなく、中国など他の国も目指します。

日本でもJAXAの他民間企業が月着陸を目指しています。

 

将来の月探査のため、着陸地点の整理をするための小型ロ

ボットの実証試験をJAXAや東大のグループが公開しました

(2023/7/6 日テレNEWS 社会)。

この小型ロボットは、月面に見立てた会場で、砂の硬さを調べ

たり、ローラーあるいは土のうを用いて平地化したり、AI技術

で砂の中の障害物を除去したりする目的で作られたものです。

日本政府が2050年に目指す月面基地の構築に向けて、こうし

たロボットのさらなる軽量化、技術開発を目指すとのことで

した。

 

我がSF「SF異星人カグヤ姫物語」においても、移住先の候補と

しての地球の探索にロボットが使われました。

移住先候補としての観察は、まず地球外の探査船からの観察、

さらに地球各地への小型探査船の密かな侵入。

カグヤ姫達異星人は、地球上では「寄生型の昆虫に似た生物」

であったので、異星人達のライフサイクルが地球人の生活に合

わせられるかどうか、異星人の環境衛生上で地球は問題ないの

かを入念に調査しました。

調査には、小型無人(無異星人?)ロボットが用いられました。

空中ではドローン型ロボット、地上では録音・録画・サンプル

採取など小型ロボット。

勿論地球人には気づかれないような、地上の物に似た擬態?ロ

ボット。

最終的には、探査スパイ?のカグヤ姫が地球人社会への潜入と

なったのですが。

カグヤ姫が他の異星人メンバーとの連絡などのサポートにも、

目立たぬようにカグヤ姫のそばに小型ロボットがいました。

なにせ、中世代の地球人に比べ異星人達ははるかに高度な科学

技術を持っていたのです。

 

-------------------------------------

(お詫び)

PC不調につき、「SF異星人カグヤ姫物語」の更新はできており

ません。

すみません。

SF異星人カグヤ姫物語

異星人カグヤ姫は、地球上で言えば昆虫に似た生物でありました。

地球とは遥かに離れた星でしたが、生命が発生し発展してその星

の頂点の様な存在の生物となりました。

その星の発展していく環境条件に適性を示したのは昆虫型の生物

でした。

その星の大気、温度、外から降り注ぐ放射線、水の存在などの条

件下で発生した生物が自然に淘汰され、その時代で主流になり得

たのが、地球上で言えば昆虫型の生物だったと言うことです。

 

ちなみに地球上の昆虫と(昆虫型生物の)異星人を比較してみま

した。

 

異星人は寄生性の生物で、被寄生性生物の社会に密かに共存して

います。

擬態の能力もあり、非寄生生物に気づかれることなく社会の一員

として生活しています。

形成している集団は高度な科学技術レベルを持っていますが、寄

生性及び被寄生性の生物は社会の行政、文化、科学技術など多く

の分野で対等なレベルです。

ただ、両生物の卵は混在していて孵化後は被寄生性生物により生

育されます。

高度な社会の維持は、地球人と同様に教育の依存がかなり高いの

です。

異星人は、地球人と同じくらいの体格をしており、地球上の昆虫

よりはるかに大きいのです。

地球人並みの巨大な頭部は、高度な社会を維持するのに大きな役

割を担っていると言えるでしょう。

地球の昆虫は人類に比較してかなり小型ですが、地球環境及び進

化上大きくなれなくて、結果として異星人のような巨大な脳が発

達しなかったかもしれません。

しかしながら、地球上の昆虫でも集団社会を形成し、社会を維持

するように役割分担しているものもいます。

アリ、シロアリ、ハチなどの集団生活はよく知られています。

小さな生物ですが、秩序だった集団生活を維持できています。

地球上の昆虫の様な集団社会生活を見られると、巨大な頭脳を持つ

異星人にとってはさらに高度な科学技術を発達させながら集団社会

生活を行えるのは当然のような気がします。

 

さて、次回は異星人達の、推測するしかないのですが、生態を少し

でも理解するために、地球の昆虫の生態について見てみましょう。

 

-----------------------------------

(お詫び)

PC不調により、「SF異星人カグヤ姫物語」の更新はできておりま

せん。

すみません。

SF異星人カグヤ姫物語

最近人類の宇宙への進出が著しくなっています。

USAのNASAは「アルテミス計画」で、月への有人再着陸を、

さらに火星への有人飛行を目指してしています。

中国も月への着陸に成功しました。

イスラエル、日本も月着陸用ロケットを打ち上げました。

NASAは宇宙開発の民間企業参入も支援しており、電気自動

車やTwitterで有名なE.マスク氏は人類の火星移住を目的とし

た企業スペースX社を立ち上げ、大型宇宙船ロケットの第一

回目の打ち上げを行いました。

 

数日かかる月旅行に比べ、火星旅行には数ヶ月かかります。

そこで、火星やそれより遠い天体への旅行は時間的に長く

かかるので、宇宙船や搭乗員の維持や消耗を最小限にする

ために生物の「冬眠・冬ごもり」が注目されている。

旅行中に搭乗員が「冬眠・冬ごもり」により寝ているだけ

になれば、エネルギーや資源の消費を節約できるわけで

ある。

 

例えば「タイムマシン」などと異なり、「冬眠・冬ごも

り」は地上の生物に現実に存在するものです。

恒温動物の哺乳類や鳥類の一部や、変温動物の魚類、両

生類、爬虫類、昆虫などの節足動物や陸生貝などの無脊

椎動物で見られ、冬季に極めて不活発な状態で過ごします。

同じ哺乳類のクマの「冬眠」は、応用できれば人類の

「冬眠」導入の参考になりえます。

 

「SF異星人カグヤ姫物語」のカグヤ姫は「昆虫型生物」

です。

地球外の天体で生物として発生したカグヤ姫達”異星人”

は、地球上の昆虫の歴史における、結果的に似たよう

な生存競争にさらされてきたので、似たような生物になっ

たようです。

他の生物の卵に混じって生まれる卵生、孵化後は他の子孫

に混じり養育される寄生性。

周囲温度、食料、放射線が厳しくなると代謝を落として

活動量を少なくし、「冬眠・冬ごもり」状態になれ、こ

うした負荷に対する強い耐性。

もちろん、周囲の生物に外見を似せられる擬態性。

異星人は、孵化後は成虫と姿が変わらない不完全変態でも

ありますが、必要な時には羽化もできます。

異星人は、厳しい生物間の生存競争を息抜き、さらに高度

な科学技術も発達させてきたので、長期に渡る惑星間の移

住旅行も可能だったようです。

地球上の昆虫のように、「冬眠」できる様な生物能力も

ある程度獲得してきましたが、発達した科学技術により、

より良い「冬眠」装置システムを構築できていたようです。

 

高い科学技術レベルを維持できたのは、昆虫様の生物とは

いえ人類のような教育重視の性質を獲得してきた生物だっ

たからか?

 

--------------------------------------

(お詫び)

PC不調により、「SF異星人カグヤ姫物語」の更新はできて

おりません。

すみません。

 

SF異星人カグヤ姫物語

SF映画で、異星人が地球を侵略するのですが最後には全滅

してしまいます。

トム・クルーズ主演で、スティーブン・スピルバーグ監督

の確か「宇宙戦争」だったと思いますが、別の映画と勘違

いしているかもしれません。

内容は、高度な科学技術を持った宇宙人が地球を侵略しに

来るのですが、最後には地球の感染症に罹って死んでしま

います。

地球人なら既に感染して免疫力を普通に持っているのですが、

宇宙人にとっては初めての病原体であり抵抗力がありません

ので全滅してしまったという訳です。

科学技術がはるかに地球人を超えている宇宙人達でしたが、

侵略する前の地球の下調べの段階で失敗したということに

なります。

治療薬やワクチンを用意しておくべきだったのかな?

 

本ブログの「SF異星人カグヤ姫物語」の異星人達は、地球の

探査においては慎重に進めていきます。

まずは宇宙からの観察を始めて、地上でのサンプルの調査、

地球の微生物に対する異星人の手持ちの治療薬の有効性

チェックや医薬品開発、地球人の死因の調査とその死因が

異星人にも該当するかの調査など。

地球人に接触する前には、可能な限り安全性について探査

します。

 

上記の「宇宙戦争」の異星人達と異なり、「SF異星人カグ

ヤ姫物語」の異星人達には地上の感染症は問題なかったの

ですが、ここで物語から離れて、地上の昆虫による(地球)

人への感染症を見てみましょう。

勿論、人の何でもない感染症が昆虫に重大な病気を起こす

可能性はありますが、虫が原因で人の病気を起こす例程知

られていることはまずないと思えます。

教科書的になりますが、「昆虫による感染症」は以下のよ

うになります。

 

まず、よく知られているのはペストでしょう。

ネズミに寄生するノミからペスト菌が人に感染すると「黒

死病」と言われる致死率の高い病気になります。

14世紀のヨーロッパの流行時で、この病気により人口が

3分の1から半分になったと言われます。

ついで、アフリカには吸血性のツエツエバエによりトリパ

ゾーマ原虫が感染し、「眠り病」を起こします。

やがては、昏睡状態に陥り死亡するそうです。

次に、ブユという小さなハエに刺されると、アフリカでは

オンコセルカ症という回旋糸状虫が感染し、体中を這い回

るそう。

南米のカメムシの数種は吸血性で、糞に接触するとトリパ

ノソーマに感染し、自覚症状なく、長い年月を経て死に至

るそう。

また、同じく南米ではサシチョウバエというカに刺される

と、リーシュマニア症になり、皮膚疾患や内蔵疾患の原因

になるそう。

病気を媒介する昆虫として最も恐れられているのは「カ」

だそうで、野生動物によるヒトの死亡原因の第1位だそう。

マラリアデング熱日本脳炎、バンクロフト糸状虫など

を媒介。

また、ダニは致死率の高いリケッチア症を媒介する。

(参考図書:丸山宗利著「昆虫はすごい」光文社新書

 

少し、SFから離れた話題を取り上げてみました。

-------------------------------------------------------------

(お詫び)

PC不調により、「SF異星人カグヤ姫物語」を更新できており

ません。

すみません。

SF異星人カグヤ姫物語

カグヤ姫達異星人は、人口爆発や環境変化などで他の星に移住先を見つけるべく宇宙船に乗り探索の旅に出発しました。

太陽系に接近した時に生物が存在している地球の存在を発見し、地球外から観察し移住先としての適性に関する情報を集めていましたが、最終的に地球人と異星人が共生していけるかの判断のためには、異星人の探索員を地球人社会に潜り込ませて評価することとなりました。

地球各地に探索員が送り込まれましたが、日本に送り込まれた探索員の一人がカグヤ姫でした。

当時の日本は中世の時代でした。

 

時代はかなり下って、昨今の地球では月や火星、さらにはもっと遠くへと探索の動きが見られます。

1969年、USAのNASAは「アポロ計画」により人類初の月着陸に成功し、地表サンプルを持ち帰りました。

2017年トランプ政権は、月火星政策を発表し、2024年に有人月探査、2030年代に有人火星探査を目標に、「アルテミス計画」と命名

中国は2018年に世界初の月裏面着陸に成功。

しかしながら、2019年にはイスラエル、インドがそれぞれ月着陸失敗。

NASAが民間参入を支援するようになり、USA民間スペースX社ロケットで打ち上げた日本ispace社の着陸船が2023年に成功すれば、世界初の民間月着陸であった。

 

また、電気自動車で知られるE.マスク氏は民間のスペースX社を作り、火星移住を目的として、一度に100人規模で50-100年かけて100万人の移住を計画する目標を表明。

火星移住の目的は、人口爆発・環境変化・隕石衝突などの危機から人類生存を守るためとのこと。(Telescope magazine 2022/10/05)

 

こうした探査の目的は、地球からの持ち出しで全ては賄えないので、新たな資源開発の必要性も一因であった。

生物の生存に必要であったり、機械燃料としての水、加工原料として使える金属、核融合燃料としてのH3(トリチウム)など。(https://www.sasappa.co.jp  「月資源開発から始まる人類の宇宙フロンテア進出」2021 阪大.加地正伸)

存在が確認されれば、人類の地球外進出に大いに助けとなるだろう。

 

我々の宇宙移住の先人であるカグヤ姫達異星人は、冬眠旅行をしているとはいえ最低限の生命維持や宇宙船維持補修にも宇宙空間の資源利用は必要だろう。

移住先探査において、例えば食料や宇宙船部品に利用可能なものは利用しただろう。

地球にも彼らに役立つものはあったはずである。

 

果たして、月に戻ったカグヤ姫達探索員の持ち帰ったデータから、異星人達リーダーらが下した地球の移住先としての適性の評価はどんな方針決定となったのか?

地球人社会の中で、人知れず異星人達は繁栄しているのか?それとも人知れず滅んでしまったか?それとも新たな移住先を求めて旅立ったか?

 

------------------------------------------------------------------------

(お詫び)

PC不調で、「SF異星人カグヤ姫物語」のブログは更新されてません。

あしからず。

 

SF異星人カグヤ姫物語

E. マスク率いる米宇宙企業スペースXが開発中の史上最大のロケット「スーパーヘビー」と宇宙船「スターシップ」が4月20日に打ち上げられたが、ロケットの不具合で空中爆発した。

E.マスクし氏は「失敗ととらえるよりは、むしろ数カ月後の次の試験飛行に向けて多くを学んだ」とツイートし、前向き姿勢を示した。

無人の試験飛行だった。

日経新聞、2023/4/20)

 

一方、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は先月(3月7日)の新型ロケット「H3」の打ち上げに失敗し、ロケットを爆破した。

第2段エンジンが着火しなかったため指令破壊が取られたそう。

「H3」は日本が30年ぶりに開発中の大型ロケットで、商業衛星や政府衛星を地球周回軌道に送り込むためのもので、今回の地球観測衛星北朝鮮のミサイル発射を検知可能であったそう。

日本政府は「大変遺憾」と表明。

阪大・渡邊特任教授は「宇宙政策、宇宙ビジネス・技術競争力への影響はかなり深刻」と。

BBC NEWS JAPAN、2023/3/7)

 

2019年7月20日で人類が初めて月に降り立ってから50年になる。

ニール・アームストロング船長らの宇宙飛行士を運んだアポロ11号は、着陸船イーグルで月着陸に成功した。

BBC NEWS JAPAN 2019/7/12)

現在、既に50年以上も前に月まで往復して来たのにロケット打ち上げに失敗とは意外な気もする。

 

本SF第2段の「SF異星人カグヤ姫物語」も異星人達は移動宇宙船隊以外に月にも基地を置き、地球を移住先として適性評価をするためにカグヤ姫を潜入させた。

調査が一段落したカグヤ姫は月に戻っていく。

また、最初のSF「火星居住基地の怪死」では、環境破壊や人口爆発などで移住せざるをえなくなった人類はまず月移住基地を建設し、ついで火星に移住基地を建設して居住空間を拡大していく。

「月」は居住する環境に適した環境なのだある。

 

50年以上も前の月表面サンプルの持ち帰りから、地上での科学技術の発展による月の環境解析や経済・資源の場とみて国際的な宇宙開発競争に拍車がかかりました。

さらに、月を火星にロケットを飛ばす拠点にしようとの観点から、資源の現地調達をしようとも検討されているようです。

こうして米国など関係諸国が、「アルテミス計画」として女性宇宙飛行士を含む有人宇宙飛行の再開し、最終目標を月を拠点とした将来の火星探査に繋げることとした。

(The Asahi Shinbunn Globe+ 2023/1/11)

 

私のSFのテーマが地球外居住に関係あるので、今後もこうした動きには注視していきたく思います。

 

-----------------------------------------------------------------------

(お詫び)

 

PC不調につき、本ブログの「SF異星人カグヤ姫物語」更新はできておりません。

すみません。

 

 

 

SF異星人カグヤ姫物語

WBCが日本チームの優勝で終わり、日本チームもアメリカチームも息つく間もなく各所属チームのペナントレース開幕前の準備のキャンプ地へと三々五々分かれていった。

現在、メジャーリーグプロ野球も同時期に開幕して数試合消化したところである。

私は、野球は詳しくないが、やはりWBCに出場していた選手はその後どう活躍しているか若干気になり試合を見たりしている。

やはり、WBCで知った選手達が活躍しているとなんとなく嬉しいものである。

しかし、帰国した日本選手が「疲れた」と言っているのを聞くと主力選手はペナントレースが大丈夫かなとも心配になる。

出場した選手はもちろん各チームの主力でもあるわけで、当然開幕後も試合に出場する機会も多いはずである。

とくにWBC出場のために例年よりベストコンディションへと急いだはずである。

メジャーリーグでは、チームとの契約優先でWBC出場をしない選手もいるそう。

打者はすごいメンバーだったが、投手は一流選手が不参加だったとか?

今のところ悪い影響は聞かないが、早めに絶好調に持っていった分後半にスタミナ切れで息切れの成績不振が出なければよいが・・。

 

さて、「異星人カグヤ姫」は、地球での昆虫に似た生物で寄生性のライフサイクルを持つ生物として描いている。

異星人のカグヤ姫は地球人の老夫婦に見出されて(実は異星人達の目論見通りであったのだが)、地球人社会に入り込むのだが、カグヤ姫は「擬態」をしており地球人に見破られない。

我々の現実世界において、昆虫世界の「擬態」の存在を知っているわけだが、このSFの世界の地球人は異星人の「擬態」の存在に気が付かないのである。

つまり、我々地球人の能力では、”異星人の地球人との異なる点”を発見できないのである。

蟻の集団の中で生活できる異生物を、蟻が仲間と勘違いしているのと同じ状態なのだ。

 

このSFとの関連で「認識」について少し述べてきたが、蛇足ながら、既に述べたように我々が自覚できる認識以外に、無意識の自覚も存在しているのではと考えている。

地上に現れた初期の生物は概して植物性・動物性の単細胞生物2種だろう。

栄養を作り出せる植物性単細胞生物とそれを餌とする動物性単細胞生物である。

餌を捕まえるには、餌の存在とその場所を知らなければならない。

そばにいても気づかなければ餌を取れないはず。

餌の排泄物とか代謝物を認識できれば、動物性単細胞生物は餌を捉えようと存在する方向に進めるはずだ。

水中の僅かな血の臭い?味?で餌に集まってくるピラニアやサメを考えればイメージしやすいかも。

 

このような初期生物のライフサイクルは、我々の体の中にも残っているのではないか?

餌(食物)は目で見て、臭いで存在がわかるが、我々の体表や口中や腸内、さらに傷から侵入してくる微生物は目に見えなくて認識できない。

しかし、我々の体の中に微生物を認識できる形を、「白血球」という形で残しているのだ。

全身としては熱や痛みなどは感じられるが、微生物の侵入自体は無意識の認識だ。

侵入を意識しなくとも、侵入されるべきでない場所(体の組織)に微生物が侵入した場合には、自動的に遊走因子という物を産生する仕組みを作り上げている(ウィキペディア)。

遊走因子はサイトカインや血液成分由来や脂質成分なのだが、微生物の侵入により産生される。

遊走因子は産生されると体中に広まるが、まるで水に血液を落とした時のようにピラニアやサメが集まるように白血球が産生場所に集まってくる。

血液の淡い方から濃い方に向かうように、遊走因子の淡い方から濃い方へ進む。

微生物の侵入場所イコール餌の場所の様?。

広大な体のスペースだと、白血球に適切な作業場所への誘導、交通整理が必要だ。

多細胞生物は、白血球への餌として遊走因子を作るようになった!?

 

以上、SFとの関連で少し?脇道にそれたかな?

 

------------------------------------------------------------------------------

(お詫び)

PC不調のため、「SF異星人カグヤ姫物語」の更新ができておりません。

すみません。