SF異星人カグヤ姫物語

自然ドキュメンタリーTV番組があります。

やはりNHKが多いですが、特に生物系の記

録番組が好みです。

映像は番組時間だけですが、狙った映像を

記録するためには並々ならぬ時間や努力が

掛かったことと思い頭が下がります。

最近の事で振り返って個人的に印象に残っ

た例を挙げてみますと、大陸間の長距離飛

行をするチョウや、標本はあるけど生きて

いる姿が記録されていない世界最大級のチ

ョウだとか、またクジラが大集合する海域

とか、また映像で初めて生きている姿を捉

えられたダイオウイカとか。

また、すぐ思い出せないような興味あふれ

る事もあることと思います。

さらには集団生活の生物(昆虫)の帰巣実

験とか、研究者の工夫も大層関心させられ

るものも多いです。

動物や虫だけでなく、植物についても興味

深い研究結果が紹介され驚かされました。

植物間でのコミュニケーションの存在とか、

森においては植物と微生物のコミュニケー

ションの存在とか。

思いも寄らない研究結果にまさに目からウ

ロコでした。

考えてみると、各生物が勝手に発生してき

たわけではなく、なんらか関連し合って発

展し現在の姿があると考えるのが自然と思

えるようになりました。

 

さて、「SF異星人カグヤ姫物語」では異星

人は昆虫型生物としましたが、上記のよう

な例を知るにつれて人類より高度な知能・

科学技術をもった異星人、特に地球上の昆

虫に近い生物の存在を想像しうるなと思え

るようになりました。

 

今回は「テッポウウオ」について面白い話

を知りましたので紹介することにしました。

やはり、TV番組を見ていて偶然知りました。

テッポウウオは、水中から水を「水鉄砲」

のように発射して水上の虫を水面に落とし

てそれを食べるということを知っている人

は多いと思います。

オックスフォード大のCait Newportらは、

テッポウウオが44種のヒトの顔で以前に

見た顔を見ると「水鉄砲」をする実験を行

い、顔を認識できることを見つけました。

(Gigazine 2016/6/8 サイエンス)

ヒトが他人の顔を認識する脳の部分を持た

ないシンプルな脳の構造の魚でも能力があ

ることがわかり、認識に複雑な構造がなく

ても可能であり、さらなる他の能力の可能

性も出てきたそう。

テッポウウオスズキ目テッポウウオ科で、

英名をarcherfish(射手魚)という。(ウィ

ッキペッディア)

水中から屈折を計算して的に水を噴射でき

る。

1m以上も水を飛ばせる。

東南アジアの熱帯域のマングローブ地域に多

く生息する。

採餌行動に水鉄砲が不可欠というのではなく、

水上の小動物以外に、水面や水中の小生物も

食べる。

さらに驚くことは、「水鉄砲」は先天性でな

い、つまり遺伝子を持ってるわけでなく、集

団で生活しているためにベテランの「水鉄砲」

を観察して、練習なしでできるようになるそ

うです。(http://silverrapide.blog94.fc2.com

生き物とちきゅうの話 2016/8/3)

 

最近、親世代を真似るということはその生物の

生存に重要なことと思えるようになってきたの

で注目されました。

「真似る」とは高等生物の特徴ではなく、広く

生物に当てはまるのではと思っております。

親の存在は、その生物が生存してきた手本とな

るのに十分重要な役割を占めている証明になる

と思われます。

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(お詫び)

PC不調につき「SF異星人カグヤ姫物語」は更新されていません。

悪しからず。